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zoom RSS 天国と地獄? 知られざるプロセス! 「空を飛ぶ夢と挫折。」 -3

<<   作成日時 : 2019/03/31 12:54   >>

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三角形のタコ型のハンググライダーを、初めて組み立てる。
見よう見まねで組み立てた。これから起こる大変な事態に、全く不安もなかった。

大変長らくお時間を頂きました。
やっと続きを掲載することができました。

忙し日々が続きなかなか掲載ができませんでしたが、再開致します。
今後とも、宜しくお願い申し上げます。

では続きを、楽しんでください
以下、本文。


第四章 空を飛ぶ夢と挫折-3

ボルトを外してワイヤー付け替えるが、上手く行かない。
最終的には、こんなもんかなあー?と不安もあったが、早く飛びたいと言う気持ちの方が強かった。
組み立てと、各パイプのボルトの点検を終えて飛び立つだけだ。

コントロールは、三角形のパイプの真ん中でハーネスに吊り下げられた状態で操作をする。
操作の仕方は、体重移動で行う。
基本的には、コントロールバーを前に出すとノーズが上方向に向き風を受けるので降りる時にフワッと着地する時に使う。また飛ぶ時にも使う。

手前に引くと下降するので、高度を下ろす時や着地地点に向かう時などに使うのだ。
左右のターンは、右に体重移動すると右方向に曲がる。
左に体重移動すると左にターンが始まるというシンプルな操作方法だ。

飛ぶ時には向かい風に向かって走り込み加速させて、コントロールバーを少し上に上げると風を掴み浮いて来る。
ノーズが下がり過ぎていると前から突っ込んで転倒してしまう無残な結果になるので、ノーズの微妙な上下げ具合の感覚は難しい。

友人のGさんも、ハンググライダーを初めて見るモノだった。
見ているだけで何もアドバイスは出来ない。固唾を呑んで見守っている。

飛び方はグライダーを持って向かい風に向かって走り、浮かせるのが飛ぶキッカケを作る。
風が少し強く来た方が、飛び安くなる。
風が来ないので、少し待つ。そよそよと、緩い風が来た。今だ! と勢い良く走り出すが、ノーズ(トップ)が下がり過ぎていて1回目2回目と、飛べない。簡単では無かった。3回目に勝負を懸ける。

風をじっくり待つ。一瞬強い風が来た。チャンスだと走り出す。
向かい風によって自然とフワッとグライダー全体が浮いた。その時、既に足が地に着いていなかった。飛んだのを感じた。

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写真キャプション〜飛んだ瞬間は、嬉しかったが・・・・・その後は「地獄へ真っ逆さま」という言葉があったが、まさかの事態が起きてしまった

前に向かって飛んだ。ヤッター、飛んだー。浮くということは、何と気持ち良いのだろーと、その時思った。
前にコントロールバーを思い切り前に出した。

しかしコントロールバーを繋いでいるワイヤーが緩んでいてダルダル状態は前に出しても後ろに引いても反応していない。その時、一瞬静止状態になった。
地面から約20bの高さだった。

どうなるんだろうと思った時、グライダーは頭を少し下げて下降し始めた。あっ!まずい。コントロールバーを前に出すが、ノーコントロールだ。そのままどんどん地面に向かって下降して行った。

地面が近づくに連れてハッキリと状況が見えていた。数秒間だが、長く感じた。
目の前には、大きな岩がゴロンとあった。足が引っ掛かりそうだったが、すれすれで飛び越して、地面にお尻からドーンと落ちた。凄い衝撃だった。
星がパチパチと何個も沢山見えた。衝撃が強い時に星が見えるというのは本当だった

気を失っていた。何分間失っていたか分からないが、気がついた時には友人Gさんに背負われていた。
全く動けなかった。ピクリとも動けない。

Gさんの車の助手席を倒して横になる。起き上がることも、体を動かすことも、全く出来ない。
どうなってしまったのか?分からない。

Gさんは、まず実家に向かった。母が直ぐに出て来て車の中をのぞき込み、私の姿を見て「大丈夫か?」と言って不安そうに見ていた。
私は、「大丈夫だー。一応病院に行く。」と答えた。

緊急病院へ行った。T整形外科病院に着いたら、直ぐにレントゲン室へ担ぎ込まれた。とにかく体全体が落ちた衝撃で腫れているように感じた。これは普通の軽い怪我では無いな! と、何となく思った。

レントゲン室から出て、寝たまま診察室へ運ばれた。
T院長からいきなり「後1_で半身不随になっていた。」そして「脊髄の圧迫骨折になっている。」と言った。

「あと数_脊髄の神経に傷が深かったら、チ◯チ◯が◯◯なくなっていたぞ!」 「良かったなあー、結婚出来るぞ!」
「大丈夫だからラッキーだと思って、しっかり治療して下さい。」
また「重傷で3ヶ月間の入院生活になる。」と、院長は言った。

私は横になりながら、院長の診察を聞いていた。 何も、言葉が出てこない。
現実だった。そして、愕然となった。 まさか背骨が折れているとは・・・。星が見えて電流が走ったような凄い衝撃だったので普通では無い怪我とは感じていたが、折れているとは思わなかった。

落ちてから数時間がたった夕方から痛みが、じわじわとゆっくりとやって来た。
衝撃で特に内臓全体が腫れてパンパンになっていた。
母が見守る中、一晩中「痛い、痛い」と声を出して唸り声をあげていた。

痛み止め薬を飲んでいたが、殆ど効いていない。ここから地獄の苦しみが始まった。
5日間ぐらいは、まったく眠れない日々が続いた。

立ち上がることは、出来ない。 おまけに膀胱炎でおしっこは、自分ですることが出来ない状況になっていた。
膀胱にホースを入れている状態になってしまった。寝たきりの重傷者だ。

痛みが少し和らいだ1週間後、背中にギプスを作る事になった。
損傷した脊髄がズレないように固定するのだ。

看護婦達さんは、寄って集って私を丸裸にして診察室のベッドに寝かせて院長が石膏でギプスを作って行くが恥ずかしくてしょうがなかった。
回りは、3名ぐらいの若い看護婦さんだった。

背中からお尻にかけてギプスを作るので、丸裸の私を仰向けにしたりうつ伏せにしたりしながら体を触りまくり、やっとギプスが完成した。

私も、20歳になったばかりで一番感じる年頃だった。
恥ずかしい気持ちだけで下半身は、何も反応しなかった。

これは、やはり重傷だと思った。
それから地獄の日々が続いた


パート4に、つづく〜




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