武者修行−7

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オーストリア・キッツシュタインホルンスキー場のメインの大斜面は、綺麗に整備されています。
滑走距離も、十分に長いです。9月でも、この斜面が滑れました。真冬並みの練習ができるのです。

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素晴らしいスキー場の全景マップです。「グロスグロックナー」は、オーストリア最高峰です。

知られざるプロセス!「武者修行-7」本文は、以下になります。

 キッツシュタインホルンスキー場のベースとなる街は、山に囲まれた美しい街「カプルーン」Kapurnです。オーストリア有数のスキーリゾート地で、ホテルやペンションに加えてレストラン・スポーツショップ&ブティックなどのお店が多数並んでいます。
 必要としているものが、全て揃っている街です。 私は、いつもの通り観光案内所に行って安宿を探します。

 オーストリアは、朝食付きのペンションが良さそうでした。
 1ヶ月ぐらいは滞在したいと思っていましたが。まずは、2週間で予約することにしました。

 ペンションは、少し坂を登ったところにありました。可愛い形の小さな建物でした。
 ドアのベルを鳴らして今日からお世話になる者ですけど・・・と言うと、観光案内から連絡が来ていて「聞いています。」と言って、快く良く部屋に案内をしてくれた。
 部屋は小さな部屋でしたが、窓からは光が入り凄く綺麗な部屋で花も飾ってありました。

 シャワー室とトイレや洗面所も付いていました。綺麗なベッドとフワフワ羽毛布団もあり、文句の言いどころは無い部屋でした。
 オーナーから、この部屋の鍵と外から入る玄関の鍵を受け取り完璧です。

 明日からは、いよいよオーストリア最終合宿の開始です。
 準備万端になりました。

 トレーニング初日、7時に起きてコーヒーとパンで朝食を済まして直ぐにバス停へ(宿のペンションから5分ぐらいでした)。
 8時20分のバスで、スキー場へ向かう。8箇所ぐらいの停留所に寄りながら、20分ぐらいで終点のスキー場へ行きました。山岳電車(出発地点)のゲートへ着きました。

 急角度で登る電車のレールが山の中へ入って行くのが見えます。こんな登山列車を見るのも初めてでした。トンネルに入って行くのが良く分かります。早速に1週間チケットを買って列車に乗り込みます。結構な角度です。

 動き出すと直ぐにスピードが上がり、山のトンネルの中へと入って行きました。どんどん登って行くのが分かります。途中の駅でも止まります。約15分ぐらいでしょうか?トンネルを抜けて地上の降り口にたどり着きました。そこは眩しいぐらいの光で明るかったです。

 終点駅から外に出ると、そこはもう一気に白い雪の世界でした。驚きました。
 下界は全く雪のかけらも見えなかったのに、上は真っ白な冬の世界です。

 トンネルは、異次元の世界を駆け抜ける道でした。私にとって信じられない、まるで夢見たいな場所でした。スキー場も見えます。
 上の方には尖った山が見えます。あれがキッツシュタインホルンの山だろうと思いました。

 そこのほとんど上の方までロープウェイが掛かっています。あそこがスキー場の一番高く行ける地点です。
 その他には長いリフトが多数あります。

 かなり長い距離が滑れるスキー場で、この9月でこの距離と雪質で滑れるのは、素晴らしいと思いました。
 まずは、一番上までロープウェイで行くことにしました。

 他のスキーヤーも大勢来ていましたが、まだオフシーズンで少ない方だと言います。
 終点の標高3,029メートルに到着です。

 そこはもう息を飲む、天空の美しい景色でした。
 オーストリアのアルプスが全て見えます。
 遠くには、オーストラリア最高峰の「グロスグロックナー」(標高3,797メートル)が見えます。

 天気も良かったせいか、青空と雪のコントラストが美しい。その奥には、3,000メートル級の山々が沢山見えます。
 素晴らしい景色です。こんな氷河スキー場で滑れることを、幸せに思いました。まさに天空のスキー場です。

 イタリアとは違って、雪質が素晴らしいのです。
 雪が降ったりで、まるで真冬の柔らかい北海道の雪と似ていました。

 滑り安くて、かなりのスピードを出して滑れました。
 オーストリアナショナルチームも、ポールを立ててガンガン練習をしています。
 素晴らしい環境の中で練習をしていました。

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 日本では、ありえない環境です。この環境の中で1年中滑れるのです。羨ましいと思いましたね!
 1箇所でも日本にこの環境があったならば、とも思いました。
 ここでも私は、ゲレンデばかりではなくパウダースノーを目指してゲレンデ外の斜面へ挑んで滑りました。

 お昼は、下のレストランで食べます。
 この日は、3人組の日本人の一人に声をかけられました。
 「どこから来たのですか?」と言うので、札幌からです。と答えてスキーの練習で来たことを伝えると、午後に一緒に滑りませんか?というお誘いがありました。

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 写真は、その時の記念に撮影してくれました。その方が、私に声を掛けたグループのリーダーNさんです。
Nさんは撮影をした方なので、この写真には写っていません。その後も日本でのお付き合いがあり、大変お世話になりました。

 午後からは、日本人グループとご一緒することになりました。聞くと、皆さん休暇でドイツからスキーにオーストリアへ来たそうです。
 ヨーロッパに住んでいると、簡単に来ることが出来る位置でもあります。羨ましい限りです。
 そんな訳で午後からは、皆さんと楽しく一緒に滑りました。

 毎日滑っていると、あっという間に1週間が過ぎました。私は、さらにもう10日間ぐらい滞在することにしました。
 イタリアのチェルビニアとは、また違った良さがありました。

 ベースになっているカプルーンの街にも随分慣れて来ました。部屋にはシャワーも付いているのですが、露店風呂が大好きな私は外のお風呂にも入りたくなり探したところ「サウナ」という看板を目にしました。サウナでも入って汗を流してサッパリしようかと思い、行きました。

 受付でタオルセットを受け取り着替え室へ、まあ普通に衣服を脱ぐ脱衣場でした。
 私が脱いでいると、なんと若い女性が入って来て気にせずに脱ぎ始めました。私は間違えたのでは?と一瞬、思い凍り付きました。

 女性は、気にしないでサッサッと脱いでサウナのある方へ行ってしまいました。しかし女性の裸は、丸見えでスッポンポンでした。
 その後も男性と女性のカップルが入って来て、一緒の場所で脱いで行きます。
 それでやっと理解が、出来ました。男女一緒。ということが・・・男女混浴スタイルでした。

 しかし、ここまで来たら戻る訳にも行かず入ることを決心して行きました。
 まずは、サウナ室へ。

 入ると、真っ暗で良く見えません。でも混んでいることは、間違えありませんでした。
 空いている席を探して何とか座りました。

 目も、この暗さに慣れて来て良く見えるようになって来ました。そして良く見ると真正面には、若い金髪の女性が座っていました。
 目も当てられないと言うのは、このことでしょうか?
 少し横を見るとまたまた女性で、半分ぐらいは女性で埋め尽くされていました。
 それにサウナなので、暑くて熱気ムンムンです。

 男性も女性も全くタオルはしていなくて、大事な部分は全く隠していないのです。
 丸見えです。これには驚きでした。全く恥ずかしさなんて無いような感じです。

 日本とは全く違う文化なんでしょうー。
 おまけに若い20歳代の女性から声をかけられて「どこから来たの?」私は、「日本からスキーに来ました」と答え、話は盛り上がりました。

 裸の付き合いは、凄く健全です。私にしたら、こんな体験は初めてで不思議な感じでした。
 でも、毎日来ようと思いました。

 私はそれから1日起きぐらいに、この健全なオーストリア「サウナ」に通いましたねー。
楽しみが、一つ増えた感じです。

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Tバーリフトが主流です。それも、二人乗りです。


武者修行-8(最終回)へ、つづく〜





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