武者修行-8(知られざるプロセス・第6章の最終回)

昔の記録写真_0001.jpg 

 その後において、スイス・ザースフェーで行われたワールド・プロスキーレースにもチャレンジしました。

 この時私は、「スペードマン」と言う珍しいビンディングを使用。アメリカ二世のプロスキーヤー「ハンク・カシワ」さんも同じビンディングを使用していた縁で、仲が良くなりました。 私が滑っている写真右で、私の滑りをじっーと見つめる姿が映っていました。 応援してくれました。

 懐かし〜。まだ、元気かなあー?

 以下、本文になります。 

 トレーニングは、いよいよ最終段階に進み出来るだけ長い距離を滑るトレーニングをしていました。

 滑りながら体力を付ける為と、最後まで集中力を維持するトレーニングを目指したのです。

 ここに来るスキーヤーは大きなターンが多いのか?ギャップ(コブ)が出来るのですが、そのコブが大きいのです。大きなギャップを滑る感じです。

 日本では殆どが小さなコブコブが沢山出来ると思いますが、こちらは大きなコブが続きますのでスピードが半端ないのです。

 そのコブの間に入ると、腰ぐらい入る大きな起伏あるコブです。

  そこに突っ込んで行くのは慣れるまで勇気が入りました。またそのリズムが取れるようになると、楽しさも分かるようになりました。それは、練習の成果です。

 夕食は毎日一人でレストランに行くのですが、毎日同じところへ通っていると、何やら一人で食べている若い外人男性に声をかけられました。

 一人で食事ですか?一緒にどうですか?と誘われて、席を一緒にして、食べることにしました。お話をすると、オーストラリアから来て西ドイツで医者の勉強をしているとうい学生だった。

  ちなみに夕食は、豚肉のウィンナーシュリツとポテトフライ+野菜サラダと大体毎日同じような食事でした。

 今は、休暇でスキーにやって来たと言う医学生でした。専門は、心臓と肝臓の専門の勉強をしていると言う頭の良さそうな方でした。

  気さくで凄く面白い方だったので、毎日夕食をしたりスキーにも現地で待ち合わせをして一緒に滑りました。

 また夜には、「ダンスを、しに行かないかい?」とディスコに誘いを受けて行ったりもしました。 現在は、オーストラリアでも有名な心臓移植の医師だそうです。

 このようにオーストリアでも、友達を作ってトレーニング以外での楽しい日々を過ごすことが出来ました。

 フランス「ティーニュ」から始まった海外個人合宿は、最後の国オーストリア「キッツシュタインホルンスキー場」で無事に約3ヶ月間を過ごして日本へと帰国しました。

  大きな収穫は、何と言っても今で言う「バックカントリースキー」一昔は、エクストリームスキーなどと言っていました。その時でも、珍しいスキー分野でした。

 その究極がイタリア・チェルビニアの小さな映画館で見た「マッターホルンに挑む、トニーバレッヂ」のドキュメント映画に出て来たワンシーンで岩の上を滑るスキーでした。

  強烈な刺激を受けました。帰国後もこの岩の上を滑っている時の岩を削るガリガリと言う音が忘れられません。

 冒険的なスキーの出会いや外国人と友人になれたこと。またオーストリア・キッツシュタインホルンスキー場で日本人との出会いなどなど、多くの初体験を得られました。

 海外に出て日本の国を、外から見ることも出来るようになりました。そして日本人スキーヤーと本場のスキー先進国との決定的な違いを知ったことはこの3ヶ月間の海外合宿旅行は、大きなものを得て帰って来たと思いました。

スキーばかりでは無く、外国の素晴らしさも知った思いになりました。

 帰国後の北海道は、とても寒くなっていてスキーーシーズン直前になっていました。沢山滑って来た私は、もうーすでに準備が出来ていて、いつでもレースに出れるコンディションになっていました。

 その年もプロレースに明け暮れました。成績は少しは上がったが極端には良くならないでシーズンの終わりを迎えた頃、何かやらなければ、食って行かなければ! と思った。

 スキーだけでは、現実問題として食っては行けない。考えた末に、スポーツショップをどこかに作ろうと、札幌の街を走り回りました。

 丁度その頃、札幌の街開発が進み始めていて円山公園の近くで「裏参道」と言う名のストリートに、お洒落なお店を作ろうと言う活動が生まれていました。私は、胸をワクワクしながら早速見に行きました。

 一見ボロボロな小さな小屋が、私の目に止まりました。

 この小さな建物は、いくらぐらいで借りられるだろうか?と裏の大家さんに聞きに言ったところ、月家賃は2万円で、貸してくれると言う。

  その代わり、この建物では直ぐにオープン出来ない。内装外装をしなければなかった。でも私は、何かをやらなければと言う考えでここを借りることにしました。

そのお店作りの工事が、始まりました。

次回からは、知られざるプロセス! 第7章「スポーツ店を、作っちゃった」の巻が始まります。

P.S〜新たな連載文の続きが始まるまでに書き上げる期間が必要ですので、昨年の「2018/19 BCスキー」のワンシーンをシリーズでお届けします。

 これは昨シーズンのBCツアーで撮影された写真からスキーシーン・景色・人物などを対象にGOODショットをお届けします。 昨年ツアーに参加された皆さんは、大いに掲載される可能性があります。
 乞うーご期待❗ 


つづく〜




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