思い出のワンシーン-17 + スポーツ店を作っちゃった③(ラスト)

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今年1月11日、「かぐら」に来てくれたBCスキー女子・Oさん。
スキーは、レンタルのG3でチャレンジ!

一番最初に来てくれたのは、3年ぐらい前の北海道で初滑りをする特別企画でした。
キロロのBCスキーエリアで凄いパウダースノーを滑って、パウダーの魅力にゾッコンになりました。
それから、毎年参加してくれています。

今回のかぐらには、大雪山の事前トレーニングに来てくれました。
大雪山に参加する前にかぐらでの深雪スキー体験は、GOODアイディアで良いと思います。
なかなか深いパウダースノーを実際に体験出来るところは少ない中で、ここだけは裏切らないでタップリとディープスノー(深い雪)がありますからね

自信の無い方は、一度ここでパウダースキーを体験してから大雪山へ向かうことをお勧めします。
山用具の使い方やシール(スキン)を貼り付けて登る実践などが練習できます。リフトを利用した練習もできます。

使い慣れない山スキー用のビンディングなど初めて使用する用具は事前に練習をしておいた方が良いです。
ビーコン練習もできます。

Oさんは、残念ながらその後の大雪山には急用の為来られなくなったのですが、是非また来シーズンの予定を立てて頂ければ嬉しいです。
事前練習に来てくれたことは、何事も「そないあれ」で心構えは素晴らしいです。
メケズに、また来て下さいね! お待ちしていま〜す。


つづく〜


以下、知られざるプロセスの連載文章・本文です。

第7章 「スポーツ店を作っちゃった」-③(最終回)

 本職のプロスキーヤーという看板の肩書きは、意外にも威力を発揮しました。

 スキー用品の場合「プロスキーヤーお薦めの商品」というのが結構効果がありました。

 この時期は、空前のスキーブームで猫もしゃくしもスキーをする時代でした。そんな時に私が作った誰よりも早く滑るイベントツアー「初滑り大雪山スキーツアー」は、驚くほどの大ヒットで大型バス2台の約70人のゲストさんが集まりました。

 その半数以上は、女性でした。

 大盛況で、今では考えられないスキー人気でした。


 20歳代に始めた大雪山ツアーは今も続けられ、約40年間続けられています。この時が、大雪山パウダーツアーの原点です。

 本職のスキーでは、かなりの売り上げがあり順調な仕事ぶりでした。

 しかし、冒険企画のマッターホルン滑降やマッキンリー(現・デナリ)滑降が成功すると、お店の方がおろそかになって行った。

 とにかく時間が足りなかった。


 冒険する度に準備に追われ、店を人任せになってしまい留守が多く成り、お店には不在状態でした。

 商売勘も鈍り、なかなか上手く行きません。商売は、そんなに甘くは無く簡単では無い。

 二足わらじは、やはり厳しいという事になって来ました。


 可愛いお店「スポーツブティック」というよりも、冒険スキーヤー和田好正の事務所という性格が、だんだんと強くなって行きました。

 その後、本格的な土地開発でお店周辺の土地買収が始まりました。

 うちも、不動産屋さんから買収の話が舞い込んで来ました。

 お店の販売が不振していたこともあり、いっそう事務所だけにしようか? とちょうど検討していた時期でした。


 結局お店の権利を売ってしまい店をたたみ、都心近い場所のマンション1室を借りて「和田プロモーション事務所」として、新たなスタートを始めることになったのです。

 数年間でしたが、お店をやったことは貴重な経験になったのです。

 あの時プロスキーヤーをやめてお店だけに絞り、頑張ったらスポーツショップ事業者として成功していたでしょう。また冒険家にも、なってはいなかったです。

 収入も安定して、結婚も早くしていて子供も二人ぐらいはいたでしょう。しかし、プロスキーへの道を選んでしまいました。

 ごく普通の幸せは望めませんでしたが、でも後悔はありません。

 何故ならば、その後の人生で冒険スキー企画は、成功させて続いて行けたからです。

 どちらの人生が幸せだったのか?良かったのか?? という問いには分かりませんが、いろいろな選択する道があったということです。

 ただ、それを選ぶのは自分です。

 全ての人生において完璧はあり得ません。どんなにお金持ちでも、得られないことがあります。

 もしもですよ、私が冒険スキーヤーで、大金持ちになり、結婚して子供にも恵まれて立派な家に住んでいて、高級車を乗り回して・・・何て考えられない事です。

 そんな人生は、絶対にあり得ません。

 人生に何度も失敗して、貧乏なハングリー精神があり、ジェラシーがあり、どん底を味わった人間でなければ、これまで冒険を続けられなかったと思っています。

 人生の一つとしてスポーツ店を作り、その経営者として体験したことは間違えなかったです。

 とても貴重な体験でした。


次回の連載は、「第八章 ロックスキー誕生」が始まります。

お楽しみに 


   

  つづく〜




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