思い出のワンシーン-14

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幻想パウダーを、滑る!
冷えた山の裏を滑ると、霧のような雪に出会いました。
ピンクのベクターグライドスキー板を、自由無人にターンするのはHさん。

私と、このツアーに行った方は夢のような雪と悪夢を見ました。
2019年1月6日、あれはツアーが始まって2日目でした。
雪が深々と降っていた。 尾根を越えて大斜面を滑り降りて、右へトラバースをして行くとスキー場コースに戻る予定でした。
しかし進路は、反対の裏方向へと向かって行った。全く気づかなかった。
入り口は、かなりの急な斜面でした。少し違うなあ?と思ったが、完全にこっち方向だと思い込んでいました。

私たちは、下へ下へと滑り降りて行きました。 ルートは反対側でした。
気づいた時には、かなり滑った後で平らな地点まで来ていました。一致団結して、みんなで戻ることにしました。
戻るには滑ったところを、同じく登り返すことがベスト。

GPSを確認しながら登り返しました。(予備の電池を持っていたので、電池に関しては十分でした。)
あとは、時間との戦いでしたね!
夜遅くでしたが、無事に戻ることが出来ました。
視界が悪い時は、滑降ルートの入り口で滑り出す前に二重の確認をすることが重要だと思いました。時間は取りますが、安全のためには必要だと思いました。

あの時は、私の一瞬のミスから起きたルートの間違えで心配を掛けてしまいました。
人はミスをすると言うことで、絶対では無い! と言うことです。
その節は、大変申し訳ありませんでした。

気付くまでは幻想的な景色が続き、いつもより雪が多いなあー? と思いつつも、いつも滑るルートと似たような景色の中を滑っていました。
パウダー滑りに関しては、稀に見る細かい雪のパウダースノーでした。気温はマイナス15度ぐらいでした。

信じられないぐらいの深い雪でした。 まさに、イリュージョンなパウダースノーでした。
そんなイメージにぴったりのワンシーンが、Hさんのこのパウダー滑りです。
霧のような雪が、身体に纏わり付いて滑るスキーヤーHさん。この瞬間は、この幻想的な雪に酔っていました。
滅多に味わえない、素晴らしい雪でしたね!

私は、あれ以来GPSの使い方を猛勉強して二重にチェックと目視でのチェック(マイフラッグを、取り付けること!)を徹底して遭難を防御しました。
どんなに優れたガイドでもスキーヤーでも、100%の完璧はありません。 が、確認することを忘れなければ防げます。
それと実際に起きた時の冷静な判断と対処が出来るか? ことが重要です。それは、今までに経験したことが生かされます。

この時の経験から学んだことは、気温はかなり下がっていたことでスキーシール(スキン)が効かなくなりました。
スキンの接着剤は、常に効くようにメンテナンスチェックをしておかなければ成りません。この時の教訓です。
またシールが効か無くなった緊急時に止めるゴムバンドが必要です。  最低でも、4本ぐらいは携帯するようにしましょう。

今後は、このような事が二度と無いようにルートチェックを怠らないようにすることです。
どんなに自信があっても、修行と思いめんどうでも、必ずやることです。

一つ言えることは、ルートを知ってで滑り降りるのと、知らないで滑り降りるのとでは、天と地の違いがあるということです。
そして間違えに早く気付くことが重要ポイントで、吹雪等の視界が悪天候の時は時々ルートチェックを欠かさずに行うことが、ミスを防ぎます。100%の安全はありませんが、その数字に近づくことはできます。
安全第一で、BCスキーを楽しみましょうー。

ところで、Hさんは数年前に一人で参加して来ました。
まだ自分のスキーではなくて、レンタルスキーセットで参加していました。

Tさんにスキー歴などを聞くと、指導員を持っていると言いました。
ただ「指導員になると、つまらないんですよ!」 と一言。
スキーが、純粋に楽しめられ無くなると言う。それは、一体どう言うことなのか? 指導員クラスなると、勉強会や検定会などのお手伝いに駆り出されるらしい。それが楽しい方もいると思いますが、彼はまだ現役でガンガン滑りたいという方です。
自分が滑りたくても、そういう予定が入ると知らないふりも出来ない状況だと言う。

そういうのが毎週続くと嫌気がさして、もっと自由に滑りたい! 自分のスキーを、純粋に楽しみたい という気持ちになって来たということでした。もし、やるんだったらパウダースノーを自由に滑るバックカントリーがやりたいと思ったそうです。
来た当初は、色々と手こずって滑っていましたが、だんだん慣れて来たら本領発揮で現在は自由自在にスキーを操り楽しんで滑っています。

Hさんのように基本がしっかりと身に付いている基礎スキーをやり込んで来た皆さんに言えるのは、外足荷重がしっかりと出来ているので安定感が抜群です。パウダースキーでも、基本は外足荷重がしっかりと出来ることが重要なのです。
BCスキーを、専門にやっているスキーヤーは、シーズン初めやスランプになったら基礎スキーを、やりましょうー。効果アリです。

パウダーに慣れるまで時間が掛かるのは、柔らかい粉雪なので強い力でターンに成りがちです。そこを、力を抜いて柔らかい雪に対応するターンをすることが不可欠です。 パウダースノーは、ゲレンデでターンをする半分のパワーで丁度良いぐらいです。

ツアー中でも希望があればパウダーレッスンをやりますので、ツアー参加して下さい。 本格的なパウダースノーを体験しながらのレッスンなので、圧倒的に上達が早くなりますよ!
ツアー参加、お待ちしております。


つづく〜



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